空き家問題の影響と解決策 | 手こわし屋グループ

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近年増加している空き家問題の影響と利活用の心がけ

空き家が増えたことで生じている問題とは?
  1. 空き家として放置されると不動産価値がどんどんさがり、売れなくなることで倒壊等のリスクが高まります
  2. 庭の樹木・雑草などが伸び放題となり、害虫や害獣による悪臭が近隣への環境問題に発展します
  3. 空き家が増えると景観が悪くなり、地域住民の活き活きした生活を蝕み、町全体の衰退が起こります

 

一旦、待ちの元気が失われてしまうと、活気を取り戻すことは至難の業です。
あなたやあなたの家族だけの問題ではなくなります。

 

 

たとえば、どんな空き家対策がありますか?
  • 空き家に関する相談会を開催している
  • 空き家が市場で流通できるようなしくみを促進している
  • 空き家を売却できるよう利活用の紹介をしている

 

自治体レベルで、空き家所有者と利活用を希望する人とをマッチングする「空き家バンク」をスタート。
ウェブ上での情報公開をはじめ物件探しに役立つフォーマットの構築をしながら、イベントの開催などのサポートをしています。

 

 

どんな相談内容が多いですか?解決策としてどんな提案をされていますか?

代表的な相談事例

 

  • 高齢の両親が県外に居住する家をどうしたらよいか教えてほしい
  • 転勤などの引っ越しのため持ち家を売りたい
  • 両親が亡くなったり施設に入ったりして誰もいなくなった実家を処分したい

 

相談のおよそ9割以上が「両親が住んでいた家が空き家になったが、どう処分してよいかわからない」という切羽詰まった相談が多くなっています。

 

住宅の保存状況にもよりますが、良好ならば改修して売却、改修して自分で住むなどの選択肢があります。

 

また、古くなりすぎて改修費用がかかるので解体して分筆し、相続するという選択をされる方もいます。

 

抜本的な解決策のひとつとして…
都市部の狭小土地:周辺に同じような土地や空き家がが点在している場合は、点という概念ではなく面で考えて、一帯を分譲地として開発するという選択肢もあります。

 

都市部以外の狭小土地:広い敷地を環境やニーズに合った広さで分譲して、ひとつの街として再生させることも可能です。

 

 

空地の効果的な利活用が進んでいない原因は?
  1. 空き家の築年数がおおむね40〜50年だということ
  2. 耐震等の性能が整っていない
  3. 新築するのと変わらない価格設定がハードルになっている
  4. 都市部の狭小地では道幅が狭く、解体したくても運搬車の乗り入れができない
  5. 何とか解体できても、環境を考慮したら狭くて買い手がつかない
  6. 進捗が硬直して、無駄に時間が過ぎ相続人が増えてしまい売却のタイミングを逸する

 

利活用が進まない原因の根底にあるのは、面倒くささに問題を先送りして何もアクションを起こさないという背景がある。

 

アクションを起こさないというのは、目の前にある問題から目をそらすことでリスクの温床となっていること。

 

すでに空き家予備軍となっていると感じたなら、いやその前に、きちんと家族で話し合いをもってリスクを回避することが重要です。